「中三(なかさん)弘前店」(弘前市土手町、TEL 0172ー34ー3131)で11月23日から「赤福餅」の特別販売が始まった。
赤福餅は伊勢の名物で、中三弘前店では2018(平成30)年まで毎年6階催事場で行っていた物産展で販売していた。同店の販促宣伝課・樋口貴彦さんは「前任者によると、少なくとも25年前から販売が始まったようだが、記録が残っていない。物産展を開かなくなり、赤福餅の販売も終了していた」と話す。
昨年11月に3年半ぶりに赤福餅を販売した。赤福(三重県)の担当者によると、通常は物産展での販売しか行わないが、中三弘前店では特別販売という形で行うことになったという。青森県内では現在のところ、赤福餅の販売は中三弘前店のみ。
初日の23日は用意した400個が30分で完売した。樋口さんは「赤福餅は毎日航空便で三重から運ばれてくる。多くのお客さまに楽しみにしていただけるようになった企画の一つとなった。60周年の節目を迎えた中三弘前店としては今後も続けていきたい」と話す。
赤福餅販売は期間中、10時から行う。地下徒町入り口で当日販売分の整理券を配布する。12個入り赤福餅(1,200円)と白餅黒餅(8個入り=1,000円)、赤福ぜんざい(600円)。各日数量限定で、25日=280個、26日=480個、27日=360個。
販売は27日まで。