日本一の大イチョウで知られる青森・深浦の国指定天然記念物「北金ヶ沢(きたかねがさわ)のイチョウ」が現在、黄葉の見頃を迎えている。
推定樹齢1000年、高さ31メートルで幹回りは22メートルの同イチョウ。11月16日からは夜間ライトアップ「ビッグイエロー」も行っている。
現在色づきは8割程度。浜風の影響が少なく、ほかの落葉広葉樹より色づきが遅い同イチョウは、地元では「落葉したら雪が降り始める」といわれている。深浦町役場観光課の鈴木マグローさんは「今年は色づきの進み具合が遅い。見頃は12月まで続くのでは」と話す。
ライトアップが始まった週末の19日・20日は多くの見物客が訪れた。「大イチョウまでの道は正月でも見ないようなにぎわいがあった」と鈴木さん。「点灯すると歓声が上がり、感動した。ネットでは『#ビッグイエロー』でさまざまな写真が投稿されており本当にうれしい。それぞれの視点から見たビッグイエローをぜひSNSに投稿してほしい」と呼びかける。
ライトアップ点灯時間は16時30分~20時20分。11月30日まで。