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弘前で「おもてな市民育成講座」-観光客対応できる市民育成へ

見慣れた日常風景の写真2枚から間違い探しを行うワークショップ

見慣れた日常風景の写真2枚から間違い探しを行うワークショップ

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 普段から観光客に対応ができる「おもてな市民」を育成する「おもてな市民育成講座」が4月22日、開講する。主催はたびすけ(弘前市土手町、TEL 0172-55-0268)。

おもてな市民育成講座では実際に街を歩きながら体験するワークショップもある

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 「おもてな市民」とは、「自分たちに住みよく、観光客に訪れよいまち」を目標に掲げる市民のこと。育成講座では街全体を「学び舎(や)」として、気付き・発見を共感しながらワークショップを交え学んでいくという。

 開講に先立ち3月26日~4月12日、無料体験会を開いた。4月9日の体験会では、「お困りの場合はご相談ください」といった観光客向けの案内掲示板に、実は外国語表記がないことなどを指摘。普段見慣れている風景だからこそ気付かないことが多く、「例えば雪かきも住民にとっては日常だが、観光客にとっては非日常」といったことなどを講話した。

 体験会参加者で弘前市内に勤務するホテルマンは「新しい発見があり、視点を変えることの大切さは勉強になった」と振り返る。

 「おもてな市民育成講座」は同日から3カ月にわたって全10回を予定。受講料は1万5,000円。

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