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弘前の「ハローコーヒー」移転 35年の営業、ネット通販に特化

店主の神重治さん

店主の神重治さん

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 弘前のコーヒー販売店「ハローコーヒー」(弘前市代官町、TEL 0172-32-1188)が8月30日、移転オープンした。運営はハローグッズ(同)。

北欧カラーを意識したという外観

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 自家焙煎(ばいせん)コーヒー豆やコーヒー機器、器具なども販売する同店。旧店舗で駐車場として使っていた場所に店舗を新設し、移転した。移転を機に、ネット通販に特化して営業していく。店舗面積は旧店舗の2倍に広げ、約30坪。通販発送用のバックヤードを整備し、業務用の出入り口も設けた。

 同店の開業は1987(昭和62)年12月。当初は喫茶スペースを併設し食器などを販売する雑貨店だった。開業時はコーヒー豆を販売せず、店名も「ハローグッズ」。現在も運営会社名に残る。

 前職が旅行会社の営業で、独立して弘前にUターンしたという社長の神重治さんによると、コーヒー豆を販売するようになったのは、紅茶の茶葉や高級食器を扱っていたが売り上げに結びつかなかったからだという。

 在伯(ブラジル)青森県人会や前職の知り合いなどを頼り、コーヒー豆の入手ルートを探したところ、ブラジルのコーヒー輸出企業「カシッケ社」に行き着いた。「コーヒーの知識はなかったが、同社のコーヒー豆はおいしいと感じ、取り扱うことにした」と神さん。今後も取り扱う。

 客の要望から種類を増やし、自家焙煎も始めることにした。当初は店内で焙煎していたが、煙が問題となり、焙煎用の工場を新設した。営業職だった経験を生かし、コーヒー豆の配達や出張販売、業者向けの流通卸などを手がけ、売上増に努めたという。

 ネット通販では、1995(平成7)年にホームページでの販売を開始。ECモールへの出店も積極的に行うと全国からの注文が増え、流通卸では、エスプレッソ機器や生豆なども取り扱うようになった。神さんは「店舗は私にとってショールームのような場。商品は実際に使ってみないと説明することができないので、新しい器具などを店で使っている」と話す。

 移転によって販売するコーヒー豆の種類を40種類から30種類に絞るが、ほかの商品は変わらず取り扱うという神さんは「主流になったネット通販に特化しても、店の営業スタイルは同じ。いいものをなるべく安く売るというスタンスにも変わりはない」と説明する。

 営業時間は9時~18時。土曜・日曜・祝日定休。

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