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弘前の居酒屋で愛犬家向けサービス 犬同伴可、犬向け料理も

犬向けの料理の一例。器は撮影のため人用のものを使用(写真提供=ハム&ググ)

犬向けの料理の一例。器は撮影のため人用のものを使用(写真提供=ハム&ググ)

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 犬同伴で入店できる「ドック居酒屋ブラポ」が現在、居酒屋「ブラックポット」(弘前市城東北、TEL 0172-80-9145)で行われている。

犬向けの料理

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 グランピングをイメージした同店。7月から金曜のみ犬同伴で入店ができるサービスを始めた。店主の水木康貢さんは「外食に行っている間、愛犬は家で留守番ということがあると聞き、愛犬と一緒に外食できる店を作ればいいと考えた」と話す。

 「ブラックポット」は2019(平成31)年9月にアウトドア好きの水木さんが始めた。店内にはアウトドア用品を並べ、ダッチオーブンを使った料理を中心に提供する。1周年イベントではキャンプイベントを開催したこともあった。

 犬好きという水木さんは、安心して入店ができるよう衛生管理に力を入れたという。保健所に相談し、犬や犬が使った皿を調理場に入れないことやオムツを着用することなどの条件があれば可能とアドバイスを受け、実現にこぎ着けた。

 「15キロ以内の室内犬、狂犬病予防など接種済み証明書などの提示といった条件はあるが、お客さまや愛犬が気持ちよく利用してもらうために協力をお願いしている」と水木さん。

 1組3匹まで犬同伴が可能で料金は2,000円。フランス料理店で働いた経験を持つ水木さんが犬向けの料理を3品用意する。飼い主には生ビールかハイボールなどのドリンクが2杯付く。水木さんは「犬用の食器は用意するが、愛犬が使い慣れた皿があるなら持参してもらえれば」と話す。

 7月8日の「ドック居酒屋ブラポ」には、2組の愛犬家と3匹の犬が利用した。愛犬と一緒に来店した30代男性は「仕事から帰っても、愛犬とは散歩と家の中で遊ぶことくらいしかできない。犬と一緒に飲みに行けることは楽しいし、他の犬とも触れ合えることは犬も喜んでいるはず」と話す。

 水木さんは「愛犬を通じてお客さま同士が交流できたり、犬のコミュニティが生まれたりすればうれしい」と笑顔を見せる。

 営業時間は18時~22時。日曜、第2・4月曜定休。予約はインスタグラムのDMで受け付ける。

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