はるか夢球場(青森県弘前市)で7月5日、「YS吉田産業100周年記念ナイター楽天イーグルスvs.福岡ソフトバンク」が開催され、「RINGOMUSUME(りんご娘)」の元リーダー・王林さんが始球式を務めた。
3年ぶりに弘前で開催されたプロ野球1軍公式戦。始球式は弘前のダンス&ボーカルユニットりんご娘の元リーダーでタレントの王林さんがマウンドに立ち、ノーバウンドの投球を披露した。国歌斉唱はりんご娘の妹ユニット「ライスボール」が務めた。
始球式を任せられた時から右腕が震えていたと話す王林さんは、始球式の時も右腕は震えていたと振り返る。仕事の開いた時間などを使って投球の練習をしていたと振り返り、野球を少しでも経験したことがあるスタッフや関係者に声をかけ、投球の仕方を教えてもらっていたという。
ユニホームの背番号「100」は、今年3月にりんご娘を卒業する際、ファーマー(りんご娘のファンの呼び名)たちの間で代表曲「RINGO STAR」のMVの再生回数を100万回に達成させるという動きがあったことから。「ありがたいことに100万回の再生回数は達成し、卒業に花を添えてもらった。この曲のMV撮影にはるか夢球場を使ったこともあり、『100』にした」と王林さん。
始球式を終えて、肩の荷が降りたと安心する王林さん。投球に関して「100点をつけさせてもらいたい」と笑顔を見せる。楽天イーグルスのマスコットキャラクター「クラッチ」が描いたという似顔絵を進呈されるというサプライズがあり、「自分よりきれいに描いてもらった」とほほ笑む一幕もあった。