「第37回弘前城ミス桜コンテスト」決勝審査が4月3日、岩木文化センター「あそべーる」(弘前市賀田)で開催された。
青森県内外に弘前市のPR活動を行う「弘前城の桜のイメージに合った女性」を選ぶ同コンテスト。書類審査を通過した13人からミス桜グランプリ1人、ミス桜2人の計3人を決める。今年は11人が大学生だった。
ミス桜グランプリに輝いたのは、弘前大学3年生の高橋美貴さん。農学生命科学部に在籍し、酒米などの商品開発といった研究をしているという。「姉から勧められて応募したため、優勝は誰よりも姉に伝えたい」と高橋さん。趣味のカフェ巡りをPRした。
ミス桜に選ばれたのは田村眞子さんと松田萌里(もえり)さん。田村さんは秋田出身の弘前大学3年生。放送サークルに所属。昨年応募しようか悩み、挑戦しなかったことに後悔をしたという。田村さんは「地元で見る桜とは違う感動が弘前公園にはある。ミス桜の活動を通じて弘前の魅力をもっと知っていきたい」と話す。
松田さんは東奥義塾高校出身で現在弘前大学4年生。器械体操や高校時代は陸上部に所属していたことから、体を使って弘前をPRしたいと話す。松田さんは「走ることが好きなので、弘前の各所を走って動画にしたり、コロナ禍で移動が制限された時でもネットを使って魅力を発信したりしていきたい」と意欲を見せる。
高橋さんは「グランプリはいまだに信じられず、ふわふわした気持ち。出場したみなさんの思いも背負い、3人でがんばっていきたい」と笑顔を見せる。