スーパーマーケット「いとく弘前東店」(弘前市末広、TEL 0172-55-0313)が11月26日、オープンした。
秋田県大館市に本社がある1899(明治32)年創業の「伊徳(いとく)」が運営する同店は、青森県内6店舗目、秋田県と2県で全28店舗目となる。売り場面積は628坪で浜の町店に次ぐ青森県内2番目の広さ。駐車場台数は150台。津軽地区長の鎌田泰美さんは「コロナ禍での出店は初めて。ウィズコロナを見据えた店づくりを目指す」と話す。
店内ではセルフレジを導入し、カード支払いタイプやスタッフがバーコード読み込みを代理するタイプなど3タイプを設置する。当初はイートインコーナーを設ける予定だったが、ラウンジとして待合室にした。テーブルにはコンセントとUSB給電口を備える。
同店は今回、オープンに当たりパートナーとして150人を雇用。ベーカリー部門のピザは、ピザ専用窯を使い店内で焼き上げる。鉄板部門ではだし巻き卵やお好み焼きなどを販売する。鮮魚部門は、近海から九州まで、水揚げされた鮮魚を毎日20種類用意するほか、にぎりずしや刺し身を用意する。「全て店内で調理することが当社の強み」と鎌田さん。
鎌田さんは「さまざまな選択肢を提供できる豊富なラインアップを売りに、地域の人たちに選ばれる店を作っていきたい」と意気込む。
営業時間は9時~23時。