青森・平川の自動車販売店「オートショップリング」(平川市高木原田)入り口に現在、「どこでもドア」に似たピンク色のドアが設置されている。
ドアは同店の敷地内にあり、道路に面した場所に設置している。店主の田邊清廣さんによると、10月31日に設置したところ、1日50組くらいの人が写真を撮ったりドアを開閉したりしていくという。
平川の猿賀周辺では「どこでもドア」に似たドアの設置が相次いでいる。8月中旬から下旬にかけては「ユイットデュボワ八幡崎店」(平川市八幡崎)にドアが置かれ、同下旬には八幡崎地区農村公園(同)に移動したが、9月上旬には「未来に帰ります」と置き手紙を残して撤去された。
10月上旬には赤いリボンが取り付けられた黄色のドアが猿賀公園(猿賀石林)に設置。「ドラミちゃんのドア」「しあわせを運ぶ黄色いドア」と呼ばれ、地元住民の間で話題を集めた。同ドアは11月上旬にすでに撤去されている。
田邊さんは「当店にあるドアは猿賀公園や八幡崎地区農村公園に設置されたドアとは別物。設置したのも別の誰か。この周辺ではドアの設置が流行っているのかもしれない」と笑顔を見せる。「未来から来たロボットが片付けに来なかったら、雪が降り始める前には撤去する予定」とも。