菓子専門店「シャトレーゼ弘前高田店」(弘前市高田、TEL 0172-26-7663)が9月10日、青森・弘前にオープンする。
シャトレーゼは1954(昭和29)年、焼き菓子店として山梨県甲府市で創業し、1967(昭和42)年に現在の社名に変更。フランチャイズ店を含む直売店を国内外に展開する。青森県第一号店は5月にオープンした青森青葉店。弘前高田店は県内2店舗となる。
契約農家から直接仕入れた素材を使い、自社工場で製造した洋菓子・和菓子を専門便で運ぶ。パンやアイスクリーム、ワインなど、常時約400種の商品を取り扱う。中心価格帯は150円~300円。糖質を抑えたものや、乳・卵・小麦不使用のアレルギーに対応したケーキのほか、山梨産のシャインマスカットを使ったスイーツといった季節限定メニューなども用意する。
同社東北・北関東エリアマネージャーの山田正仁さんによると、ロードサイド型店舗で居抜き出店は全国でも珍しいという。店舗面積は55坪。入り口正面にはケーキを中心としたショーケース、店奥にはアイランドタイプの冷凍ショーケースなどを配置する。ガラス張りの製造スペースが路面側にあり、焼き上げの様子などを見ることができる。駐車場は30台以上。
山田さんは「8日から始めたプレオープンは好評で、好調な滑り出し。贈答用から自宅用まで取りそろえたラインアップで、気軽に楽しく日常使いをしてもらえるような店づくりを目指す」と話す。
営業時間は9時~21時。新型コロナウイルス感染症対策のため入場制限を行う場合あり。