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「ブランデュー弘前」、リーグ開幕へ ネット配信や公募のユニホームなど

新ユニホームの今季のブランデュー弘前の選手たち(写真提供=ブランデュー弘前FC)

新ユニホームの今季のブランデュー弘前の選手たち(写真提供=ブランデュー弘前FC)

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 東北社会人サッカー1部リーグで戦うサッカークラブチーム「ブランデュー弘前FC」が6月6日、岩手県営運動公園第1運動場で今シーズン初の公式戦を行う。

ヒロロ1階で設置している「ブランデュースポット」

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 弘前からJリーグ参入を目指すブランデューは今年でクラブ発足10年目を迎える。昨シーズンは2年ぶりとなるリーグ優勝を果たし、3度目の全国地域サッカーチャンピオンズリーグでJFL昇格を目指したが、1次ラウンドで敗退した。

 今年のリーグ戦は当初4月25日に開幕予定だったが、新型コロナウイルスの影響で日程が変更となり、「1回戦総当たり制」による無観客試合(当面)となった。ブランデューでは試合の様子をユーチューブ配信する予定で、連動した企画も計画している。

 ブランデューは創設以来、地域との交流活動に力を入れており、子ども向けのサッカー教室やファンとの交流会、ホーム試合ではグラウンド周辺でイベントや地元の出店などを毎年行ってきた。コロナ禍で活動は制限され、以前のような活動はできないが、2026年に青森で開催予定の国体を視野に陸上やバレーボールといった新部門の創設や地域での清掃活動、SNSを使った情報発信に力を入れている。

 今シーズンのユニホームは昨年、県内の高校生を対象に募集したデザインを採用した。企画の背景には「全国高等学校ファッションデザイン選手権大会(ファッション甲子園)」の中止があり、発表の場を失った高校生に活躍の場を提供したいという思いが込められている。

 ユニホームデザインの募集は今年も実施。6月3日から来年用のユニホームデザイン案を募集する。そのほか現在、ヒロロ(弘前市駅前町)1階特設会場にブランデュースポットを設置し、新ユニホームや選手プロフィル写真の展示、ポスターの無料配布を行っている。

 監督2年目の姜曉一さんは「無観客試合は市民やサポーターの皆さまから応援を頂けないため、選手たちのモチベーション維持が私の最大の仕事となる。今年こそJFL昇格を目標に挑みたい」と意気込みを見せる。

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