弘前駅近くに1月17日、女性専用マージャンサロン「北紅(きたくれない)」(弘前市駅前、TEL 050-5867-4631)がオープンした。
最高位戦日本プロ麻雀(マージャン)協会C3リーグに所属するプロ雀士の遠山智子さんが店主を務める同店。女性でもマージャンを楽しめる場を作りたいと、遠山さんが主宰する「青森麻雀女子会 北紅」の新しい活動拠点としてオープンした。
遠山さんは小学校低学年からマージャンを始め、社会人となってもマージャンは続けていたという。2014(平成26)年に同協会プロ認定。2017(平成29)年12月、東京から弘前にUターンし、カルチャー教室講師や「北紅」主宰など精力的に活動を展開している。
店舗面積は約10坪。マージャン卓は2台設置する。「『吸わない』『飲まない』『賭けない』をコンセプトに、カーテンに仕切られた閉鎖的な空間といった従来の雀荘とは違う店にしたかった」と遠山さん。窓からは岩木山が展望できるほか、店内にはソファや観葉植物などを置き、ブランケットを貸し出す。
料金は、個人レッスン(2時間)=2,000円、グループレッスン(3時間)=1,500円。毎週日曜は6時間打ち放題コース=2,000円を設ける。体験は30分=500円。コーヒーやリンゴジュース、紅茶などのドリンクは無料。
オープンは昨年を予定していたが、弘前で新型コロナウイルスのクラスターが発生したため、同日までプレオープンとしていた。現在は、検温や消毒、マスク着用といった対策をとりながら営業する。「女性専用の雀荘は全国でも珍しい。マージャンに対する難しいという敷居を低くして、ユーザー数を増やしていきたい」と遠山さん。
マージャンの魅力について遠山さんは「運だけではなく、人の癖や相手の動きを読み解く楽しさがあるのはマージャン。なんでも飽きやすかった自分が唯一、今でも続けられるのがマージャン。その楽しさを伝えていければ」と意欲を見せる。
営業時間は、月曜~木曜=10時~18時、日曜=12時~18時。金曜・土曜定休。