青森県西目屋村で現在、「RINGOMUSUME(りんご娘)」が描いたイラストのグッズを限定配布している。
「りんご娘」は弘前を中心に青森で活動するダンス&ボーカルユニット。今年は結成20周年となり、記念の全国20カ所でツアーを予定していたが、すべて中止となった。現在はライブ活動やイベント出演はなく、地元青森を紹介する動画をユーチューブで配信するなどの活動をメインとしている。
グッズは、りんご娘のユーチューブチャンネルで公開した「産地直送 日本最高!! 西目屋編」で、メンバーらが描いた西目屋村のキャラクターイラスト8枚を使ったTシャツとフェースタオル、コースターとなる。
それぞれ描いたキャラクターイラストは、リーダーの王林さんが西目屋村に生息するという「カジカガエル」、ときさんは「マタギ」と「クマゲラ」「ブナの木」、ジョナゴールドさんは「暗門の滝」「カヌー」、彩香さんは昨年、道の駅としてリニューアルした「津軽白神」で提供するコーヒーとはちみつ入りのソフトクリームを描いた。
ジョナゴールドさんが描いたカヌーは、同村を代表するアクティビティの一つで、毎年カヌーの全国大会も開催されている。ジョナゴールドさんのイラストはカヌーを擬人化し、ファンらの多くの注目を集め、「カヌー人は採用せざるを得ない」「カヌー人とか尋常じゃないキャラクターにセンスを感じました」(原文ママ)との声が寄せられていた。
彩香さんは「動画の活動を通じて、新たな発見や魅力に気づくことがたくさんある。ユーチューブという気軽に誰でも見られる方法で魅力を伝えることができ、西目屋村に限らず青森に行ってみたいと思う人が増えたらうれしい」と笑顔を見せる。
西目屋村内の宿泊施設に宿泊した場合はTシャツ、そば打ち・目屋豆腐製作・コーヒー焙煎・コーヒーの入れ方・ブナコ製作などの製作体験に参加した場合はフェースタオル、村内の飲食施設で500円以上の購入につき、500円ごとにコースターを1個進呈する。