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東京のアンティークショップが弘前に1日限定出店 UIターン夫婦が経営

上奥啓さん(右)と志稀さん(左)。手元のウサギとカタツムリの殻は同店のシンボル

上奥啓さん(右)と志稀さん(左)。手元のウサギとカタツムリの殻は同店のシンボル

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 百石町展示館(弘前市百石町)1階展示室で9月12日、東京にあったアンティークショップ「FESTINA LENTE(フェスティーナレンテ)」が1日出店する。

閉店した神保町店の店内

 東京・神保町で古着やアンティーク雑貨などを販売していた同店が約500点の商品を販売する。同店は昨年12月に閉店し、現在はウェブショップのみ。埼玉出身の上奥啓さんと弘前出身の志稀さんが夫婦で経営していた。

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 2人は現在弘前在住。子どもが生まれたことをきっかけに店を閉めて弘前へ移住したという。「子育ては田舎でしたかった」と志稀さん。啓さんは「弘前は文化や歴史を感じる街で、店を再開するなら弘前と考え、移住に抵抗はなかった」と話す。

 啓さんは専門学校卒業後、美容師として勤めていたが、以前から興味があったという古着店やリサイクルショップなどに転職した。志稀さんは高校卒業後、函館をへて上京。結婚を機に志稀さんが勤めていた同店の経営権を譲渡してもらい、2018(平成30)年から夫婦で始めることになったという。

 店名は「ゆっくり急げ」のラテン語。販売する商品は啓さんがアメリカまで買い付けに行く。今年も3月と8月に渡米を計画していたが、新型コロナウイルスのためキャンセル。弘前での出店も計画していたが、現在のところ白紙になっている。

 「2トントラック2台分の商品を青森まで持ってきている。このまま感染症の収束を待っていても仕方ない。できることをやろうと、何らかの形で弘前の人たちとお会いしたいと考えた」と啓さん。「店を出すまでは、イベントや今回のような出店を継続的に続けていきたい」とも。

 志稀さんは「当店の商品をぜひ手に取ってもらい、お気に入りを見つけていただければ」と笑顔を見せる。

 開催時間は11時~16時。