青森・黒石で素泊まり温泉宿「森のあかり」開業-長期滞在客狙う

素泊まり専用の温泉宿「森のあかり」の外観。紅葉で有名な「中野もみじ山」や浅瀬石ダムなどが近くにある

素泊まり専用の温泉宿「森のあかり」の外観。紅葉で有名な「中野もみじ山」や浅瀬石ダムなどが近くにある

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 青森県黒石市で10月10日、素泊まり専用の温泉宿「森のあかり」(黒石市板留、TEL 0172-54-8028)が営業を始めた。

「森のあかり」喫茶コーナー。りんごの木のオブジェやランプが並ぶ。貸し切りで津軽三味線の演奏を行ったという

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 1987(昭和62)年まで続いた「西十和田ユースホステル」を改装した同施設。板留温泉から引湯した源泉かけ流しの温泉や、日中は喫茶コーナーを設ける。4人部屋=5室、2人部屋=4室。宿泊は素泊まりのみで、温泉の利用は宿泊客のみ。喫茶コーナーでは、黒石焼きそば(650円)、コーヒー(400円)、同市の老舗菓子店の「黒い石だたみ」(200円)などを提供する。喫茶コーナーのみの利用もできる。

 運営する「ツガルサイコー」代表取締役の福士収蔵さんは、ランプの宿「青荷温泉」(沖浦青荷沢滝ノ上)で40年間勤め、8年前に独立。同市の「津軽伝承工芸館」「お山のおもしえ学校」などの施設を運営している。開業に関して、「観光資源の多い津軽エリアで、長期滞在して安く観光できる拠点になるような宿を作りたかった」と話す。

 同施設は弘前、八甲田山、奥入瀬、十和田といったエリアの中心にあり、「立地条件が理想的だった」と福士さん。今後は外国人向けの宿泊プランを提案したり、雪上車乗車体験など冬でも観光を楽しめたりするような企画を考えている。

 「電気を使わないランプの宿『青荷温泉』は、お客さまのアイデアだった」と話す福士さん。利用客とは積極的に交流して声を拾うことに心掛けている。「さっそく利用客からアイデアを頂いている」と、バイクを収納する屋根付き駐車場やバーベキューができるような多目的スペースの増設を検討しているという。

 宿泊料金は1泊1人3,000円(消費税、入湯税別)。冬期間は1室につき別途暖房費(500円)が必要。全館貸し切りの場合は10万円。チェックイン=15時~、チェックアウト=10時。喫茶コーナーの営業時間は10時~16時。

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