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吉幾三さんが津軽弁ラップ「コロナに負けるな」バージョン発表へ 青森県内で放送も

吉幾三さん。昨年9月に西目屋で穫れる幾三米の稲刈り中に撮影

吉幾三さん。昨年9月に西目屋で穫れる幾三米の稲刈り中に撮影

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 津軽出身の演歌歌手でシンガー・ソングライター、吉幾三さんが4月27日、津軽弁ラップ「TSUGARU」の「コロナに負けるな!」バージョンを発表した。

「TSUGARU~コロナに負けるな!」バージョンの歌詞

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 津軽弁ラップ「TSUGARU」は歌詞が全て津軽弁で、昨年9月に吉さんがユーチューブで動画配信したところ、「誰か訳してくれ」「方言ってかっこいいよね」「帰ってきた津軽のエミネム」(以上原文ママ)と話題を集め、これまでに340万回再生され、配信後にCDをリリースした。

 「コロナに負けるな!」バージョンも全ての歌詞が津軽弁。「おにゃがら 戻たら手コ洗て」「出はれば まねはで えサいでな」などと感染予防を呼び掛ける内容となっている。ワンコーラスのみ。

 吉さんは今年、弘前さくらまつり100回記念として4月29日に弘前市民会館でコンサートを予定していたが、新型コロナウイルスの影響で開催を1年延期。同コンサートで披露予定だった新曲「百年桜」はリリースしたが、吉さんは延期を悔しがり、青森に帰りたいと周囲に漏らしているという。

 青森のマネジメント担当者は「東京から出られない状況から青森のテレビに生出演してもらったが、ラジオ用にも何かメッセージなどをお願いしたところ、後日連絡するという返事をもらい、27日に届いたのがこの曲だった」と話す。

 「現在、県内ラジオ局に配信しオンエアが始まっている。近日中に『TSUGARU』で撮影した映像を再編集し、『コロナに負けるな』バージョンをユーチューブに配信する予定」とも。

 吉さんはビデオメッセージで「家族で歌詞の意味を話し合ったりSNSで投稿し合ったりして家にいても楽しめるようにという思いで作った。みんなでがんばりましょう」と呼び掛ける。

 同楽曲は現在、RABラジオ・FM青森・FM五所川原・FMアップルウェーブで放送している。

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