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「自由すぎる書道展」10年目の開催へ 「やばい笑える日本史」「UMA」など

歴史上の人物の特徴も紹介する「やばい笑える日本史」

歴史上の人物の特徴も紹介する「やばい笑える日本史」

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 イトーヨーカドー弘前店(弘前市駅前)地下通路ヨークギャラリーで3月3日、「桜風書道教室作品展」が始まる。

北斗百裂拳を書いた村上愛琉羽さん

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 主催は、日本教育書道会桜風支部の三浦桜風さんが開く桜風書道教室(青森県藤崎町)。イトーヨーカドー弘前店と立体駐車場を結ぶ長さ約40メートルの動く歩道沿いに、小学1年生から高校2年生までが通う同教室の生徒20人が作品約300点を展示する。

 同展は今年で開催10年目となり、これまでに「日本酒の銘柄」や「筋肉の名前」といった展示テーマがネット上で「自由すぎる」と毎年話題を呼ぶようになった。2017(平成29)年には漫画「北斗の拳」に登場する必殺技名をテーマに展示したところ、作画の原哲夫さんから連絡があり、公式ブログにも紹介されたほどる注目を集めた。

 今年のテーマは「やばい笑える日本史」「ゆるキャラ」「世界の未確認生物(UMA)」「焼酎」「好きなパン」「ほんとうはこわい植物」「お茶の種類」「雪の種類」など。「毎年テーマは試行錯誤。没ネタもたくさんある」と三浦さん。

 中学2年生の村上愛琉羽さんは5歳の時から習字を始め、同書道展には毎年参加していたが、来年は高校受験を控えるため、参加は見送るという。過去には「北斗百裂拳」を書き、話題を集めるきっかけともなった。10年を振り返り村上さんは「習字を通して学ぶことがたくさんあった。高校に入っても続けたい」と話す。

 三浦さんは「ユニークなテーマの作品を展示しているが、県知事賞や新聞社賞などの受賞作品もたくさんあり、楽しみながら子どもたちの自信作を見てほしい」と呼び掛ける。

 開催時間は9時~21時。入場無料。今月3月29日まで。

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