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弘前・土手町の古着店、閉店へ 変わる人の流れ背景に

土手町と代官町が交わる十字路に店を構える「ガレージパラダイス」

土手町と代官町が交わる十字路に店を構える「ガレージパラダイス」

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 弘前パークホテル近くの古着店「ガレージパラダイス」(弘前市土手町、TEL 0172-34-1092)が1月31日、閉店する。

ガレージパラダイス店内

 アメリカの古着をメインに扱う同店。2005(平成17)年に大鰐出身の山口大二郎さんが21歳で開業した。山口さんは「土手町周辺には憧れの店が多く、自分の店は土手町で持つことが夢でもあった」と話す。

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 青森の老舗和菓子店「おきな屋」の支店だった物件を活用した同店。山口さんは「おきな屋の後に、携帯電話ショップが営業したがすぐに閉店し、その後の出店だった。当時は土手町にはアーケードが残っており、人通りも多かった」と話す。

 アーケードは老朽化に伴い2007(平成19)年11月に撤去。「今にして振り返れば、土手町の人の流れが変わり始めたのはこの時期から。昨年5月の紀伊国屋弘前店の閉店後は、通る人の数も減った」と山口さん。

 閉店に当たり在庫は処分せず、ネットなどで販売を続けるという。山口さんは「15年の節目で、閉店は決めた。若い人たちの買い物事情や趣向が変わったと言えばそれまで。気持ちはすっきりと晴れている。閉店までは閉店作業のためいないこともある。長い間ありがとうございました」と話す。

 弘前パークホテル周辺では、3月16日に青森銀行土手町支店が移転するほか、3月中旬には「カフェDO」が移転する予定。居酒屋「はすや」は現在リニューアルのため休業している。中土手町商店街振興組合の平山幸一さんは「ここ1年・2年は店の動きがはやい。人口減少などを背景に閉店や空き地もあるが、ダンス教室や撮影スタジオなど新しい業種も増えている」と話す。

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