弘前市でリンゴを使ったスイーツなどを食べ歩く「りんごカフェめぐり」が、11月30日まで開催される。
りんご王国の王さまのイラストが入った「りんごカフェめぐり」のポスター
3年目となる同イベントは、リンゴの収穫時期に合わせ協賛する同市内のカフェや喫茶店を巡るスタンプラリー。リンゴを使ったメニューを注文すれば、参加店でスタンプが1つ手に入り、スタンプを2つ手に入れるとリンゴ1個と交換できる。今年は36店舗が参加。「弘前りんご博覧会」の一環として開催する。
同イベント事務局の宮川克己さんは、「市内には魅力的なカフェがたくさんあり、収穫量日本一を誇る弘前ならではのリンゴのメニューがたくさんあるが、なかなか知られていない」と話す。「市民だけでなく、観光客にも利用してほしい」とも。
同市には、創業1929(昭和4)年の老舗喫茶「万茶ン」や登録有形文化財の洋館を利用した「大正浪漫喫茶室」など、街の規模に比べて喫茶店が多くある。今回のイベントの参加店全てが弘前駅から弘前公園までの中心市街地2キロ圏内にあり、「徒歩で回れる範囲にあるのも弘前の魅力」と宮川さん。
引き換えを行った参加者には「りんごの木のオーナー権利」や「シードルの詰め合わせとりんごの木の栓抜き」などを抽選で進呈する。スタンプカードは各協賛店から入手可能。リンゴの引き換えはヒロロ(弘前市駅前町)地下の「フレッシュファームFORET」で行う。
リンゴの引き換えは計1,500個まで。