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弘経年間PV1位は吉幾三さんの津軽弁ラップ ねぷたやさくらまつりの話題も

年間ランキング1位に輝いた吉幾三さん。9月16日に西目屋村で撮影

年間ランキング1位に輝いた吉幾三さん。9月16日に西目屋村で撮影

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 弘前経済新聞の2019年PV(ページビュー)ランキング1位に輝いたのは、吉幾三さんの津軽弁ラップを伝える記事だった。

3位になった今年の津軽弁交通標語看板一覧

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 ランキングは、今年1月1日から12月12日までに配信した208本のヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。

1. 吉幾三さんの津軽弁ラップ「TSUGARU」 「通訳お願い」「分からない」と話題に(9/16)

2. 五所川原で関ジャニ∞ライブ 「五所川原」がトレンドワード入り(9/19)

3. 「ひっぱりへ」「わいはどんだば」 津軽弁の交通安全標語看板に新作(5/27)

4. 「ねぷたまつり」の場所取り問題 運営側や市民の声は(8/10)

5. 弘前公園の桜、今年もネットで話題に 「あまりの美しさに奇声」「狂い咲き」(5/7)

6. 弘前で強風 「ミッフィー」のバルーン人形転倒、被害写真がSNSで話題に(5/10)

7. 弘前の理髪店で名物雪像完成 通行人に喜んでもらうため(1/24)

8. 弘前ねぷたまつりと「桜ミク」がコラボ ラッピング車両や限定タクシーなど(7/6)

9. 弘前にナポリピザ専門店「ジーナキッコ」 川越から移住夫婦が営む(6/17)

10. 青森・平川で筋肉パフォーマーらが「ねぷた」参加 沿道から黄色い声援も(8/5)

 1位の記事となった吉さんの津軽弁ラップ「TSUGARU」は、ユーチューブで動画を配信し、「自動字幕も意味不明」「『俺ら東京さ行ぐだ』のアンサーソング」(以上、原文ママ)とネットで話題を集めた。動画の再生回数は約300万を記録。CDをリリースするなど、現在も話題を提供している。

 2位は人気アイドルグループ「関ジャニ∞」が47都道府県ツアーの青森会場に五所川原市ふるさと交流圏民センター「オルテンシア」(五所川原市幾世森)を選んだことを伝える記事で、「五所川原」がツイッターのトレンドワード入りしたことに驚く地元民の声を紹介した。同館は現在、リニューアルのため3月31日まで休館している。

 3位の津軽弁交通安全標語看板は、青森県交通安全協会・和徳支部交通安全協会の取り組みで、弘前市立城東小学校(弘前市大久保西田)6年生に考えてもらった中から4作品を選び、看板として製作する。過去には「うぬうぬど けんどわだれば ひがれるろ」といった代表作を生み出し、今年の作品に対し「読み解くのによそ見するわこれ」「日本語?」(以上、原文ママ)といったネットの反応があった。

 4位以下には、弘前ねぷたまつりの場所取り問題、弘前さくらまつりで公式キャラクターになった桜ミクや筋肉パフォーマーらによる平川ねぷたなどの記事がランクイン。強風で転倒したミッフィーの被害写真や弘南鉄道大鰐線「弘高下」駅近くの理髪店が作る名物雪像を紹介する記事が読まれた。

 11位以下では、食パン専門店「銀座に志かわ」(13位)、跳躍器具施設「トランポスタジアム」(16位)、中三弘前店のアウトレットフロア(18位)といった新店を紹介する記事があった。一方で、3月にゲームセンター「スペースイン」、4月に雑貨店「SCENE」、5月に「紀伊国屋書店 弘前店」、9月にレストラン「ファミール弘前店」が閉店し、閉店が相次ぐ年となった。

 弘前経済新聞は2020年も弘前の街ネタやネットの話題を中心にビジネス&カルチャー情報を届けていきたい。

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