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弘前で「人間椅子」30周年記念ライブ 握手会や次回ライブ発表も

11月30日、弘前マグネットで行われたライブの様子

11月30日、弘前マグネットで行われたライブの様子

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 ロックバンド「人間椅子」が11月30日、弘前のライブハウス「Mag-Net(マグネット)」(弘前市元寺町)で30周年ライブツアーを行った。

ジュンク堂書店 弘前中三店で行われた握手会の様子

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 人間椅子は、和嶋慎治さんと鈴木研一さん、ナカジマノブさんの3人によるロックバンド。和嶋さんと鈴木さんは弘前出身で、共に地元愛は強く、津軽弁の歌詞や弘前ねぷた時期には祭りに参加するため活動しないといった方針を貫く。

 今年で活動30周年を迎え、11月から「バンド生活三十年~人間椅子三十周年記念ワンマンツアー」と題したツアーを全国7都市で開催している。弘前では同日にライブを行ったほか、翌12月1日には「ジュンク堂書店 弘前中三店」で書籍「椅子の中から 人間椅子30周年記念完全読本」リリースイベントを行った。

 ライブでは、和嶋さんが「弘前、青森でのライブチケットの完売は30年の活動の中で初めて。青森にこんなに人がいたんだ」と会場の笑いを誘い始まった。ベスト盤収録の新曲「愛のニルヴァーナ」やユーチューブの動画再生回数が300万回を超えた「無情のスキャット」といった全18曲を熱唱。ライブの最後には、来年3月28日・29日に閉店予定の同ライブ会場で、ツーデーズライブを行うと発表した。

 ジュンク堂書店でのイベントには県内外から約150人が集まり、握手会と撮影会に長蛇の列ができた。開催前には、「人間椅子が中三におります」とあいさつをした和嶋さん。弘前の百貨店でのイベント初開催への思いを笑顔で語った。

 和嶋さんは「来年2月にはヨーロッパツアーを企画している。30年にして海外へ行けるようにもなり、ふんどしを締め直すような思い。海外ツアー後初めてとなる3月のライブは、さらに進化した姿をいち早く地元で見せられたら」と意欲を見せる。

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