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リンゴ農園にある英国風宿泊施設 「刺さる層いるでしょ」とSNSで話題に

「絶対刺さる層いるでしょ」と投稿した「アグリインホリデー」の園内(写真提供:半石さん)

「絶対刺さる層いるでしょ」と投稿した「アグリインホリデー」の園内(写真提供:半石さん)

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 青森・弘前のコンドミニアム貸別荘「夢を呼ぶ憧れストーリー アグリインホリデー」(弘前市小沢、TEL 0172-87-8888)が現在、ネットで話題となっている。

雑誌でも紹介されたという構図

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 話題の発端はツイッターアカウント「半石(@kome_75_)」さんのツイートで、10月11日に「素敵な英国お屋敷の喫茶店を発見しました(中略)絶対刺さる層いるでしょ俺は詳しいんだ」と施設を紹介したところ、2800以上のリツイート、5600以上のいいねが付く反響があった。

 「半石」さんは弘前出身で関東在住の20代会社員。帰省中で母親と一緒にリンゴ農園が広がるアップルロードを移動していたところ、同施設を見つけたという。「何の店か分からず、店内も一軒家のようで店主さんに『何の店なんですか?』と聞いてしまった」と話す。

 「青森には何もないと思っているだろう他県のフォロワーさんに写真を見てもらいたいという軽い気持ちで投稿した。ツイートを見て早速行ってみた人もいて、ただただびっくり」と笑顔を見せる。

 同施設は2003(平成15)年開業の、英国貴族の別荘と農園をイメージした宿泊施設。2015(平成27)年にはカフェ営業を始め、2018(平成30)年からは約4500坪の敷地を活用したクラフトフェア「アップルロード・クラフト展」を毎年開催し、開催2日間で6000人の来場者があった。

 弘前生まれの店主・渡邉廣一さんが、リンゴ農園を改修した。「岩木山が一望できる絶景ポイントを生かし、リンゴ農園とは違う活用法を考えた。英国風にしたのは憧れのイメージを形にした」と渡邉さん。

 開業当初は反対意見があったり、訪れる客も少なかったりした。渡邉さんは「今では海外からの宿泊客が8割。当施設は一棟貸しで、カフェ営業は宿泊客がいない隙間時間を埋めるために始め、少しずつ地元民の利用も増え始めている。ピアノ教室などでの貸し出しや、最近はコスプレの撮影会場としての利用も増えている。利用の相談には分け隔てなく乗る」と話す。

 「ネットを通じて多くの人に知られることはうれしい。機会があれば、ぜひお立ち寄りいただければ」とも。

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