弘前公園近くに8月1日、「BAR俵木 in弘前」が弘前ねぷた開催期間限定でオープンする。
2016(平成28)年に休業した「Barふきた」(弘前市下白銀町)の店舗跡に、東京・月島で営業する「Bar俵木 2nd」(東京都中央区)店主の俵木崇光さんが出張出店する。俵木さんによると、店舗は休業した当時のままですぐに使える状態だったという。
俵木さんは埼玉出身。東京でバーテンダーとして働き、2016年に独立した。俵木さんはグアテマラ産ラム酒「ロンサカパ」の売上数日本一を記録したこともあり、公式アンバサダーとしてグアテマラに招待されたこともある。「ロンサカパは複数種類のたるで熟成させるのが特徴」と俵木さん。
弘前とのつながりは2014(平成26)年に弘前出身の常連客に招待され、弘前ねぷたを見たのがきっかけという。俵木さんは「山車の大きさとねぷた絵の美しさに驚かされた。以来、青森のシードルやリキュールなどを取り扱うようになり青森のことを知る機会が増えた」と話す。「今回は常連客のお知り合いだった場所を間借りすることになった」とも。
メニューは、ロンサカパ23年物を使ったカクテル各種(1,000円)のみ。SNSでシェアやハッシュタグをつけた発信などをした画面提示で100円割り引くサービスも行う。
俵木さんは「弘前の人たちにはロンサカパの魅力を伝えるだけでなく、弘前ねぷたまつりという熱い夏祭りのクールダウンとしてご利用いただければ」と笑顔を見せる。
営業時間は18時~24時。8月6日まで。