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弘前のバー「グランパ」が移転 パブ「グランパ」に呼称変更、「テーマパーク」コンセプトに

「パブ グランパ」のバーカウンター

「パブ グランパ」のバーカウンター

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 弘前の下土手・蓬莱橋近くに7月6日、「Pub Grandpa(パブ グランパ)」(弘前市土手町、TEL 0172-34-9688)が移転オープンした。

外観にもエイジング塗装を施している

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 鉄筋コンクリート建造物としては弘前で一番古いという「三上ビル」(元寺町)1階で3月20日まで8年間にわたり営業していた「Bar Grandpa(バー グランパ)」が、店名をパブに改め移転した同店。店主の中松久二さんは「ようやくオープンにこぎつけた」と話す。

 「テーマパーク」をコンセプトに店内の内装は中松さんを中心とした同店スタッフらがほぼすべて手掛けた。「モルタルのエイジング塗装に特にこだわった。以前の店舗はビル自体がとてもよい雰囲気で、移転を残念がるお客様もいた。そんなお客様に『バー グランパよりもよかった』と思ってもらえるような店内にできた」と中松さん。

 店舗面積は約30坪、席数は50席。「イギリスのパブ風」の雰囲気を演出し、吹き抜けの2階から1階を見下ろせるスタンディングカウンター、土手町通りに面した2階テラス、バーカウンターを備える。「散りばめた『遊び』を見つけてもらったり、お酒や会話を楽しんでもらったりするようにした」と中松さん。

 ドリンクメニューは、生ビール各種(500円~)、カクテル各種(550円~)のほか、日本酒(400円~)、ワイン(500円)など。フードメニューは、ピクルス(300円)、フライドポテト(500円)、特製味噌ラーメン(750円)、アボカドの和風ピザ(750円)などを用意する。

 ランチタイム(11時30分~16時)は、週替わりランチ(850円)などを用意し、ドリンクセット(+100円)、ケーキセット(+200円)も用意する。毎日18時まではハッピーアワーとして、ビール(350円~)、ワイン(400円)、カクテル(各種350円)をそろえる。

 中松さんは「昼間からお酒を楽しめる場所を作りたかった。パブの文化を弘前から発信していきたい。貸し切りにも対応し、アメリカンスタイルのスタンディングパーティや当店を生かした楽しみ方を提案していければ」と話す。

 営業時間は11時30分~24時(月曜=16時~24時、日曜=11時30分~16時)。

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