一般社団法人「Next Commons Lab(以下、NCL)弘前」が5月27日、活動拠点である「弘前オランド」(弘前市百石町)を一般公開した。
NCL弘前は、弘前市と連携して地域資源を活用した事業進出を目的として活動する。市内のリンゴ産業やワイン産業、「学生のまち」としての新しいインフラ整備といった6プロジェクトを立ち上げており、今後もプロジェクトを創出していくという。
弘前オランドは、弘前セレモニーホールだった建物をNCL弘前の活動拠点として改修した。2階建ての建物で総面積は約150坪。同日には1階の入り口部分だった約24坪のスペースをカフェとしてリニューアル。使っていない部屋などは今後、ゲストハウスやイベントスペースとしてオープンする予定。
カフェスペースは一般でも利用可能となった。店内では電源やWi-fiを用意し、コーヒーは1杯まで無料。飲食の持ち込みは可能で、今秋にはカフェメニューを充実させていくという。イベント利用(500円、使用者1人1時間)も可能。
同施設はNCL弘前の事務所として、各プロジェクトの進捗(しんちょく)や情報交換の場としてすでに利用している。NCL弘前のチーフコーディネーターの森田優子さんは「カフェだけの利用はもちろん、イベントとして活用していただいたり、弘前で新しいことに挑戦したい人たちが交流できたりする場所にしていきたい」と話す。
カフェスペースの利用は30分=300円、以降は1時間=500円。営業時間は10時~18時、12時~18時(水曜のみ)。土曜・日曜・祝日定休(イベント開催などは相談可)。