弘前公園(弘前市下白銀町)で2月8日、「弘前城雪燈籠(どうろう)まつり」が開催された。
【動画ニュース】弘前公園の大雪像でプロジェクションマッピング
弘前市民の手作りによる雪まつりで、今年で43回目を迎える。市民が作る燈籠や雪像が公園内に200基ほど並び、毎年歴史的建造物を題材にした大雪像を陸上自衛隊弘前駐屯地の協力隊員らが制作。今年は平成元年にも作ったという旧弘前市役所が題材となった。
大雪像にプロジェクションマッピングを投影するようになったのは2014年から。市民グループ「ぱやぱやらぼらとりー(ぱやらぼ)」が担当し、弘前を舞台にした漫画「ふらいんぐうぃっち」とコラボしたり、モーションキャプチャデバイスを使ったりした内容で、毎年楽しみにしている市民も多い。
同グループ代表でプロジェクションマッピングを担当する葛西薫さんは「今年は平成を振り返るような内容にはなっているが、見るだけでない楽しみ方をテーマとしている」と話す。
弘前駅自由通路内では、「ぱやらぼ」による映像アトラクションがまつりに合わせて行われ、縦約3メートル、横約6メートル区画の地面でエアホッケーが楽しめるような内容となっている。葛西さんは「誰でも楽しめるようにした。天井の映像にもこだわったのでぜひ見てほしい」と笑顔を見せる。参加は無料。16時30分~21時30分。
プロジェクションマッピングの投影時間は18時~20時30分(毎時0分と30分の計5回。19時30分は11日のみ)。2月11日まで。