「弘前市りんご公園」が1月7日、オリジナルシードル(リンゴ酒)の販売を始めた。
ラベルにもこだわったという弘前市りんご公園オリジナルシードル
弘前市りんご公園とシードル工房Kimori(キモリ)によるコラボ商品。今回で4年目となり、原料に使うリンゴ品種は「王林」「金星」「星の金貨」の3種。アルコール度数は5%。
Kimori代表の高橋哲史さんは「使う3種は全て黄色の品種。黄色の単一品種で作るシードルはあるが、ブレンドした全ての品種が黄色というのは珍しい」と話す。
リンゴは弘前市りんご公園で収穫した物を使う。毎年品種を変え、味も異なるという。「同公園には80品種、約1500本のリンゴの木があり、組み合わせは無限にある。今年は3種のリンゴの特徴がバランスよく、飲みやすい出来栄え」と高橋さん。
ラベルは、従来の四角でなく目立つようロゴデザインをかたどった。同商品を企画した弘前観光コンベンション協会の齋藤元伸さんは「何事も挑戦。今回の取り組みを見てシードルを作るリンゴ農家が一人でも増えれば」と期待を寄せる。
価格は375ミリリットル入り=1,080円。700本限定。弘前市りんご公園内にある「りんごの家」売店と楽天ショップで販売する。