弘前駅前にある複合施設「ヒロロ」4階の弘前市民文化交流館ホールで12月30日、ヨガイベント「年末108回太陽礼拝」が開催された。
108回太陽礼拝とは、除夜の鐘にちなみ108の煩悩をリセットする意味も込め、近年各地の年末にヨガイベントとして行われている。弘前では健康づくりの一環として市も協力して開催。ヒロロ内にあるヨガ専門スタジオ「re-light(リライト)」が運営する。
参加者は12ポーズの1セットを2時間かけて108回行った。会場には約100人の参加者があり、女性だけでなく男性や70代の姿も見られ、一生懸命に汗を流していた。
リライトの金輪佳子さんは「3年前に会員向けに始めたのがきっかけ。参加者が多くなり、昨年から一般の参加者にも呼び掛けた。みんなと一緒にやることで、周囲のがんばっている姿が励みになる」と話す。
参加は無料で、途中退席や休憩の取り方も自由という。「108回必ずやらなければいけないという趣旨ではなく、挑戦したことに意味がある」と金輪さん。「昨年は担当したインストラクターが正月に筋肉痛となり、たいへんだったという話を聞いた。参加した人たちはたいへんな新年を迎えるのでは」と笑顔を見せる。