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弘前のポケモンユーザー、地方ならではの活動 マナーの呼び掛けや出会いも

ジムに指定された場所に集まるポケモンユーザー(トレーナー)(6月頃撮影)

ジムに指定された場所に集まるポケモンユーザー(トレーナー)(6月頃撮影)

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 LINEグループ「ポケモンgo弘前支部」が現在、「ポケモンGO」のマナーや協力プレイを呼び掛けたりして活動を続けている。

グループLINEのタイムライン

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 スマートフォン向け位置情報ゲーム「ポケモンGO」は2016年7月22日にリリースされ、3日間でダウンロード数は1000万以上、「ジム」や「ポケストップ」と呼ばれるスポットには大勢のプレーヤーが集まり社会現象を起こすほどのブームとなった。現在も継続して続けているプレーヤーは多い。

 弘前でも、弘前公園や弘前駅周辺のジムなどになっている場所では、多くのプレーヤーが集まりゲームを楽しんでいる。同LINEグループは現在460人以上が所属、グループ内では強い敵「レイドボス」が発生すると、倒すために協力プレイを呼び掛けたり、出現率の低いレアモンスターの情報提供などを行ったりしている。

 同LINEグループを立ち上げた藤田聖さんは「情報交換だけでなく幅広いトレーナー(プレーヤー)同士の交流を目的として立ち上げた」と話す。立ち上げた当初はオフ会をやったり弘前以外の場所へ遠征をしたりしていたという。

 ゲームの魅力について、藤田さんは「老若男女問わず参加している。弘前の場合、上は70代、下は小学生の親子連れのトレーナーもいる。都会に比べてジムやトレーナーの数が少ないため、協力を呼び掛けないと人が集まらない。だから都会とは違い自然と交流が生まれている」と話す。

 「課題もある。ジムに指定された店や周辺住民からの苦情があり、いち早く伝えてマナーを呼び掛けている」とも。藤田さんは「100%とはいかないが、自分たちのLINEグループだけでも一人のトレーナーとしてできる範囲で仲間たちに伝えている」と明かす。

 交流から生まれた出会いに感謝する藤田さん。「ポケモンを通じて日常生活で知り合えることのない人たちと交流を持てるようになった。自分の働く飲食店に『会いに来たよ』と立ち寄ってくれる人もいてうれしい。実は彼女を作ることもできた」と笑顔を見せる。

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