青森・深浦町北金ヶ沢地区にあるイチョウの巨木「ビッグイエロー」のライトアップが現在、見頃を迎えつつある。
2004年に国の天然記念物に指定されたイチョウで樹齢1000年を超える。環境省の調査によると高さは約31メートルで高さはビル10階分に相当し、幹の太さは約22メートル。
ライトアップは今年で7回目となり、11月7日から開催。照明は51基に増やし、地面からの明かりを例年より強めにしているという。深浦町では国指定の天然記念物としてもっとアピールしようと、「ビッグイエロー」と名付け観光誘客を図っている。
紅葉は現在7割の色づき。町の担当者・鈴木マグローさんは「ライトアップだけでなく、散った後に見る黄金のじゅうたんも楽しんでほしい」と話す。
秋田から観光で青森を訪れているという50代女性は「こんな大きな木は見たことがない。夜のライトアップだけじゃなく、昼にもまた訪れたい」と笑顔を見せる。
点灯時間は16時30分~20時30分。ライトアップ終了は落葉の状況によるが、今月28日までを予定している。