「高岡の森 弘前藩歴史館」(弘前市高岡、TEL 0172-83-3110)で9月29日、「高岡の森の刀剣展」が開催される。
津軽家の宝物を所蔵する高照神社にある刀剣27点を中心に鍔(つば)や甲冑(かっちゅう)など49点を展示する同展。今年4月にオープンした同館で初の刀剣展となる。
目玉は国指定重要文化財の「太刀 銘 友成作」。豊臣秀吉から弘前藩初代藩主・津軽為信が拝領したとされる物で、刀長80.2センチ、反り3.4センチ。刀だけでなく、刀掛けや貝殻の虹色光沢部分を使った螺鈿(らでん)の鞘(さや)も展示する。
同館スタッフは「北東北では最大規模の刀剣展。展示室内の撮影もできるので、SNSで発信もオーケー。拡散して広めてほしい」と笑顔を見せる。
開館時間は9時30分~16時30分。観覧料は一般=300円、高校・大学生=150円、小・中学生=100円。休館日は10月15日、11月19日。11月25日まで。