弘前のサッカークラブチーム「ブランデュー弘前FC」が9月23日、東北社会人サッカーリーグ1部の優勝を懸けたホーム戦を弘前市運動公園球技場(弘前市豊田)で行う。
「弘前からJリーグを目指して」を合言葉に2012年設立した同チーム。2015年から東北エリアの10チームで競う同リーグに所属し、現在15試合を消化して14勝1分けで単独首位。優勝を決めた場合、JFL昇格を懸けた全国地域サッカーチャンピオンズリーグへの出場も決まる。
9月23日は福島県のサッカーチーム「FCプリメーロ」と対戦する。同チームとのこれまでの公式戦成績は7戦5勝2敗。ブランデューが勝利すれば無条件で優勝が決まり、引き分けた場合は2位のFCガンジュ岩手が負けるか引き分けで優勝となる。
当日は会場で「弘前市民デー」と題し、フードコーナーやキッズパークを設置するほか、生ゆるキャラ「りんご飴マン」による一口リンゴあめの無料配布を行う。同チームでは現在、来場者全員が一体となって勝利をつかめるよう、選手入場時に「弘前市民の歌」を合唱してもらおうと歌詞をSNSなどで発信している。
内藤就行監督は「選手は仕事とトレーニングを両立しながら戦い、クラブに関わるすべての皆さまのおかげでようやく舞台が整った。クラブ史上初めての東北1部リーグ優勝の瞬間を共に分かち合いたい」と来場を呼び掛ける。
11時開場、13時キッキオフ。入場無料。