百貨店「中三(なかさん)弘前店」(弘前市土手町)の地下フードコートにあるラーメン店「中みそ」が6月24日、新メニュー「中みそ焼きそば」を一日限定で販売する。
弘前市民のソウルフードとして知られるみそラーメン「中みそ」を40年以上にわたり販売している同店。
「中みそ焼きそば」は同日に土手町通りで開催される「よさこい津軽 」に合わせ、同通り沿いで店頭販売する。商品開発を担当した三浦加奈さんによると、約2カ月にわたる試行錯誤を経て完成したという。
「当初は中みそと同じ食材を使った焼きそばだった。社内での試食では、インパクトに欠けるといった意見があったため、別の新商品として考えていた肉みそを焼きそばの上に載せてみた」と三浦さん。
肉みそは、ひき肉と玉ねぎとニンジンを「中みそ」に使うみそで炒めたもの。試食した社内では好評で、肉みそを使った新商品などのアイデアがすでに出てきているという。
「中みそ」を10年以上提供してきたという三浦さん。「当日も『中みそ』を食べてもらいたいが、暑くて食べられない時は『中みそ焼きそば』で満足してほしい」と笑顔を見せる。
価格は500円(200食限定)。販売は9時30分から。