弘前・田園に「たっく接骨院」(弘前市田園、TEL 0172-26-5035)がオープンして1カ月がたった。
約20坪の広さに10台以上の本格的なスポーツジムのような運動機器が並ぶ
「青い森整骨院 松原」(中野)の代表を務める小笠原史洋さんが2店舗目として開業した同接骨院。施術室だけでなく、クロストレーナーやリカンベントバイク、ウエート機器といった運動機器を備える。「東北でも珍しい接骨院なのでは」と小笠原さん。
小笠原さんは仙台の専門学校に進学し、柔道整復師の資格を取得。卒業後は仙台に残り整骨院に就職したが、2013年にUターン。弘前では運動療法をメインとしたデイケアに従事した後、「青い森整骨院」(五所川原市広田)に転職した。
「私自身がダンスやミニバスなどをやっている関係でスポーツ患者が少なくない。捻挫や肉離れといったけがの痛みを取ってから筋力を復活させるリハビリを行うより、痛む部分はしっかり治療しつつ、その間に運動も続けられるような環境をつくりたかった」と話す。
店舗面積は約45坪。ほぼ半分は運動機器を設置したリハビリルームとなり、院内では骨格筋や脂肪、筋肉バランスの測定器なども備える。運動機器だけの利用にも対応する(800円)。
オープンから1カ月がたち、「部活をやる学生やフットサルなどのスポーツをする社会人たちの利用が多い」と小笠原さん。「施術だけで治そうという風習がまだあるように感じる。運動療法によるしっかりとした回復をもっと浸透できれば」と意欲を見せる。
営業時間は9時~19時30分(土曜・祝日は16時まで)。日曜定休。