浪岡交流センター「あびねす」(青森市浪岡、TEL 0172-88-6363)で現在、「第4回鉄道模型ジオラマ展」が開催されている。
製作者の奥瀬和彦さん。趣味が高じてジオラマ展を開催するようになった
「6年前から製作をしている」と話す浪岡在住の奥瀬和彦さん。始めたきっかけは町内会が主催する展覧会に何を出展しようかと悩んでいた時。「自分が出せるのが、趣味のNゲージ鉄道模型だけだった」と振り返る。その後、Nゲージ鉄道模型をよりよく見せるためにジオラマ製作も始めた。
ジオラマの大きさは畳7枚分(約12平方メートル)。全長50メートルにおよぶレールに鉄道車両350台、人形1300体、車300台など、62ユニットに分けて製作され、自宅ではすでに広げられない大きさになっている。「個人が所有する模型としては日本最大級では」と奥瀬さん。同展では、Nゲージ鉄道模型やジオラマ製作のプロセスがわかる展示も行っている。
仙台から帰省中で子ども2人を連れて見物に訪れていた成田正男さんは「初見のインパクトがすごかった。僕より子ども2人の方が喜んでいる。地元でこんなことをやっている人がいたとは感動」と話していた。
開催時間は10時~18時。入場無料。8月24日まで。