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弘前の麩菓子店と梅干し店がコラボ 赤シソの麩菓子

赤シソの麩菓子「梅ふわふわ」

赤シソの麩菓子「梅ふわふわ」

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 弘前の麩(ふ)菓子専門店「松尾」(弘前市城東北、TEL 0172-27-4218)が4月16日、新商品「梅ふわふわ」の販売を開始した。

麩菓子「梅ふわふわ」を開発した4代目

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 焼き麩に青森県産「豊後梅」の赤シソ漬けを刻み、糖蜜と混ぜ込んだ同商品。1882(明治15)年創業で、県内唯一の麩菓子専門の同店が、明治中期創業の老舗梅干し店「カネシメいした」(弘前市高屋、TEL 0172-82-3410)と共同開発した。

 「松尾」4代目社長の松尾勇悦さんは「コラボのきっかけは『カネシメいした』の石田暢子さんの提案から」と振り返る。「2年前に果物店『森の中の果樹園』(十面沢)とコラボし、フルーツ麩菓子を開発していた経験があったため、梅でも作れる自信はあった」とも。

 発売は「カネシメいした」が主催するイベント「いしたの梅まつり」の開催日に合わせた。「評判がよく、すぐに増産をお願いした」と石田さん。松尾さんは「麩菓子といえば甘い菓子。梅シソの麩菓子は今までに作ったことがなく、好みが分かれると感じていたが、増産の依頼を聞き手応えを感じた」と笑顔を見せる。

 松尾さんは「今後は、青森県産の梅を使った弘前の老舗2店がコラボした当商品を取り扱ってもらえるお店を増やし、新しい青森土産になれば」と期待を寄せる。

 価格は360円。「松尾」「カネシメいした」、道の駅などで販売している。

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