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弘前の酒場「十八番」が3周年 1980年代をテーマに、手作りゲームなど

店主のオダギリユタカさん

店主のオダギリユタカさん

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 弘前の「タイムスリップ酒場 十八番(じゅうはちばん)」(弘前市新鍛冶町)が10月19日、オープン3周年を迎えた。

早押しイントロクイズを体験できるステージ。クイズは雑学やご当地クイズなどを用意する

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 1980年代をテーマにした店内と趣向を凝らしたゲームやショーなどが楽しめる同店。店主のオダギリユタカさんによると、横浜で古いレコードなどを飾った居酒屋に立ち寄ったのが、自分で店を始めるきっかけという。「懐かしさを共有できるお店を作りたかった」と話す。

 同店の目玉ゲーム「早押しイントロクイズ」は、クイズ番組の舞台を模し、実際に「イントロクイズ」と「雑学クイズ」が体験できるもの。オダギリさんは「オープン当初は手作りの舞台とおもちゃで作った簡素な作りだった」と振り返る。「楽しんでいるお客さまの姿を見ていて、こういったゲームができるのは芸能人だけ。憧れの芸能人の世界を少しでも体験してもらえればと本格的なセットに作り替えた。現在では県外から訪れる客もいる」とも。

 週末に行うマジックショーは、「地元のパフォーマーたちの披露できる場になれば」と始めた。店内には私物のレコードを並べ、卓上式インベーダーゲーム機や丸いちゃぶ台を置いた個室、貸し切りに対応するカラオケルームも用意する。

 新しいメニューも常に追加している。「ロシアンルーレットたこ焼き」(500円)は1個だけワサビを入れている。「ルーレットショウガみそおでん」(1回=200円)は、ルーレットの出た目の数だけ、青森の郷土料理「ショウガみそおでん」を食べることができる。

 オダギリさんは3年間を振り返り、「タイムスリップというテーマから少し離れたかもしれないが、自分なりにお客さまに楽しんでもらおうとアレンジしている。これからもみなさんに楽しんでもらえるような店にしていきたい」と意気込む。

 営業時間は、月曜~木曜=19時~翌1時、金曜・土曜=19時~翌2時、日曜=19時~24時。水曜定休。

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