青森のショッピングセンター「ELM」(五所川原市)で10月7日、「進撃の巨人展 SELECT WALL AOMORI」が始まった。
漫画「進撃の巨人」は「別冊少年マガジン」(講談社)で現在も連載中で、既刊の単行コミックは20巻。発行累計部数6000万部を超え、アニメやテレビゲーム、映画などにも展開している。
東北では初開催となる同展。東京、大分、大阪、台北、札幌に次ぎ6会場目となる。原画約70枚を展示するほか、作者である諫山創さんの幼少時に描いた絵や作画中の動画などを公開。アニメ版の声優5人による音声ガイド(500円)も用意する。
「360°体感シアター“哮(こう)”」(600円)は、専用のヘッドマントディスプレーとヘッドホンを装着し、同作の人物の一人となり、世界を疑似体験できるもの。九州の友人から勧められたという内城千津子さんは「巨人に食べられる様子や飛び跳ねる映像がまるで本当に体験しているようで、思わず声が出てしまった。これだけでも八戸から来たかいがあった」と話す。
物販ブースでは約60種のグッズを販売し、ご当地オリジナルグッズとして、五所川原の立佞武多(たちねぷた)と巨人が並んで描かれたクリアファイル(500円)を用意。巨人は立佞武多に合わせ実寸大で描かれているという。
開場時間は10時~19時(最終日は18時まで、入場は閉館30分前まで)。入場料は大学生・一般=800円、中学・高校生=500円、小学生=300円(前売り券は各200円引き)。10月29日まで。