弘前市内で有名アーティストのライブやトークショー、ワークショップなどが次々に開催される。
昨年、ヒロロで行われたEXILEのトークショーでは1500人が来場した
弘前文化センター(弘前市下白銀町)で4月3日、同市を舞台にしたアニメ「ふらいんぐうぃっち」の先行試写会と主演声優によるトークショーが行われる。登壇する声優は、主人公・木幡真琴役の篠田みなみさんと石渡なお役の三上枝織さん。三上さんは青森県出身で高校時代に弘前でボイストレーニングを行っていたという。
当日は第1話のアニメ試写の後、キャスト2人によるトークショーを行い、来場者全員にオリジナルクリアファイルを進呈。スペシャルプレゼントの抽選会も行う。前売り券の販売は終了したが、当日券は販売する。イベント開始は12時~、15時~。入場料は1,800円。
4月9日には弘前市民会館(下白銀町)で山崎まさよしさんによる「Twenty First Century Men」ツアーの追加公演が行われる。昨年、活動20周年を迎えた山崎さんの記念ツアーで、同ライブがツアーの最後。20年の節目にふさわしいセットリストを予定しており、同ツアーの中では最北の開催となる。17時開場。入場料は6,000円。
社会人野球チーム「弘前アレッズ」は弘前パークホテル(土手町)で4月15日、今シーズンの決起会を開き、元プロ野球選手の山崎武司さんを招く。山崎さんは「3度目のクビから現役27年」というテーマで講演を行う。18時開場。会費は7,000円。参加申し込みは同チームのホームページから。締め切りは4月8日。
ひろさき芸術舞踊実行委員会は4月16日から、3人の世界的なダンサーを招きオーディションを含めたワークショップを行う。講師として招くのは、日本を代表するヒップホップダンサー・KATO(D’OAM)さん、プロダンサー・振付師として多国で活躍するジャズダンサー・KAORIaliveさん、ストリートダンスのワールドカップと呼ばれる大会「JUSTE DEBOUTE」で日本人初の優勝を果たしたロックダンサー・SORIさん。
ワークショップで選出した15人と講師らは9月3日に初開催する「弘前エンターテイメントフェスティバル」の作品作りに取り組む。同実行委員会の岩渕伸雄さんは「弘前にいながら世界で活躍する一流ダンサーの作品に出演できるというバトルやコンテストとは違った新しい取り組みになる。一流の先生、仲間と共にダンスを通してたくさんの思い出を作ってもらいたい」と話す。応募はメールのみ。宛先はhirosakigeijyutu@gmail.com。
4月23日には北海道・札幌で活動するヒップホップグループ「THA BLUE HERB」がLavish(鍛冶町)でライブを行う。同グループはメッセージ性の強いリリックやさまざまな音楽を取り入れたサウンドが人気で、多くのアーティストにも影響を与えている。
9年ぶりの弘前でのライブとなり、市内外から多くの問い合わせがすでにあると明かす主催者の水木泰輔さん。「THA BLUE HERBは自分が最も大きな影響を受けたアーティスト。ライブがしたいと話をもらった時、4月下旬であれば彼らに桜を見せることができるし、長年の仲間や店といった『弘前』を伝えたいことができると思った。多くの人に彼らのライブを体験してほしい」と呼び掛ける。21時開場。前売り=3,000円、当日=4,000円。
5月17日にはシンガー・ソングライターの山口洋さんはライブハウス・パブ「Robbin's Nest(ロビンズネスト)」(大町)でライブ「on the road,again『Blind Pilot』」を行う。山口さんはロックバンド「ヒートウェイブ(HEATWAVE)」のギター・ボーカルで、近年は福島県相馬市で復興プロジェクトに取り組むなどの活動も行っている。同店の成田翔一店長は「今回は新曲マキシシングルを引っさげてのツアー。山口さんはアーティストとして尊敬する一人。ぜひライブで聴いてほしい」と参加を呼び掛ける。19時開場。入場料は3,500円(ドリンク代別途)。
昨年、EXILEや加藤和樹さんなどを呼んだショッピングモール「ヒロロ」(駅前町)では、5月5日に大物女性アーティストを呼ぶ予定があるという。「まだ情報は解禁できないが、楽しみにしていてほしい」と担当者は話す。