弘前のライブハウス「マグネット」(弘前市元寺町)で2月13日、ポップカルチャー音楽イベント「うぃっちたいむ2!!おかわり」が開催された。
スクリーンに音楽制作ソフトの画面を見せながらライブをする佐野電磁さん
「うぃっちたいむ!!」は、青森県にアニメやゲームなどのポップカルチャーを根付かせていこうと活動する市民グループのイベント。昨年11月に同市出身の「週刊ファミ通」編集長・林克彦さんを招いて開催した「うぃっちたいむ2!!」の第2弾で、「海外にも評価されているゲーム音楽やアニメソングなどの日本のポップカルチャー音楽をテーマにしたイベントをやりたかった」(同実行委員会)。
イベントには同市出身で、同人サークル「COOL&CREATE」を主宰するビートまりおさんやゲーム「リッジレーサー」や「鉄拳」などの作品の音楽に携わった佐野電磁さんが参加。「GAMEBOY」や「Cultureboy」など同県で活動するDJらのほか、県外から参加したDJもいた。
佐野さんの同市でのライブは初。実際の音楽制作ソフトの画面を観客に見せ、トークを交えながらライブを行った。ビートまりおさんは5年ぶりの凱旋(がいせん)ライブとなり、同県出身のあまねさんのほか、「ビートまりお母」さんも登場。ビートまりお母さんはビートまりおさんの実母で、動画投稿サイトに投稿した「歌ってみた動画」が100万回以上も再生され、話題を作ったことがある。ライブ活動は約1年ぶりだったという。
会場には県内外から150人の来場があり、ビートまりお母さんの登場には会場が大きく盛り上がった。「林檎華憐歌」やビートまりおさんが母のために作ったという「ふたたびゆめ」などを披露。参加した同市の30代男性は「初めて聞くようなジャンルだったが、こんなイベントを弘前でも続けていってほしい」と満足げに話していた。