弘前市の蓬莱広場公園(弘前市土手町)で11月3日、盆踊りイベント「どん舞」が開催される。
「盆踊りは老若男女、国籍も問わない最高のコミュニケーションツール」と説明する同イベント主催者で弘前大学3年の苫米地結子さん。「誰もが気軽に参加でき、市内を盛り上げるイベントをつくりたい」という思いから、実現に向けて同大学の学生たちが集まり実行委員会を発足。「弘前市市民参加型まちづくり1%システム」を活用した。
イベントでは励ましの言葉「ドンマイ」と踊りの「舞」を掛け合わせてできた盆踊り「どん舞」を踊るほか、過去の失態を一枚の布に書くプロジェクト「布どん」や、「どんまい」をテーマにしたアート展示「展どん」など、「嫌なことは忘れて自然に楽しくなるような」催しを複数予定しているという。
オリジナルソング「どん舞」は歌詞に人を励ます言葉を多用し、相手を励ますように肩をたたく振り付けや、感情を表現する動作を取り入れ、踊り手同士がコミュニケーションをとれるような構成となっている。歌は同曲のために結成した男女5人グループ「リンゴリラッパーズ」と、生ゆるキャラの「りんご飴(あめ)マン」が担当。
苫米地さんは「多くの人に悲しいことやつらいことを忘れて楽しんでほしい」と参加を呼び掛ける。
開催時間は18時~20時。入場無料。雨天の場合は11月7日に延期する。