白神ナクアリゾート(青森県鯵ヶ沢)で現在、紅葉が見ごろを迎えている。「秋の紅葉ゴンドラ」も10月3日、営業を始めた。
岩木山の北西側に位置し、標高921メートルまで登る同ゴンドラ。「100メートルで1度気温が下がると言われているため、葉の色づきが早い」と解説するナクア白神ホテルの外崎勝彦さん。ゴンドラは4人乗りの貸し切りキャビンとなるため、「標高が高くなっていくたびに、少しずつ紅葉が深まっていく様子をプライベート空間で楽しめる」と話す。
毎年、キャビンの中からビデオカメラを構えて動画を撮影したり、一眼レフカメラを持ち込んで頂上付近で紅葉を撮影したりする見物客の姿も多い。天気が良ければ津軽平野を一望でき、北海道まで見えることもあるという。
今年の紅葉は例年通りの色づき具合で、「週末の3連休にはちょうど見ごろとなるのでは」と外崎さん。「ホテルとの標高差は500メートルあるので最低でも5度以上の温度差があるため、暖かい格好で来てほしい」と話す。
営業時間は8時30分~15時30分。10月25日まで。往復料金は大人=1,700円、小学生以下=850円。