農家直営のカフェレストラン「Farmer’s Dining Vegefru(ファーマーズ ダイニング ベジフル)」(弘前市土手町、TEL 0172-88-6886)が5月10日、オープンした。青森県の自然で育まれたこだわりの地場野菜をメーンにした料理を提供する。
オーナーの赤石淳市さんはリンゴ農家。リンゴ農家が自ら経営するレストランは市内では珍しい。「生産者の視点からメニューを提供していきたい」と話す。スタッフもナチュラルフード・コーディネーターの資格取得を目指し、さまざまな野菜の食べ方の提案を目指す。
「気軽に友達の家に遊びに来てご飯を食べたり、お酒を飲んだりできる空間にしたい」と赤石さん。今後はデザートメニューを増やし、子ども用メニューも作る予定で、子どもと一緒に親子でも気を使わずに足を運んでもらいたいという。
レストランで使う減農薬の米などはネットでも販売し、6月からはレストランの定休日に地元農家から仕入れた野菜の産直も開始する。「この場所から地場野菜や食材のおいしさを子どもたちや地元の人だけでなく、県外からのお客さまにも伝えていきたい」と赤石さんは話す。
現在、ランチタイムはサラダバー付の日替わりランチ(850円~)を提供。ディナータイムは、米粉を使ったピザ(1,000円)や、その時季に採れる旬の野菜を使ったバーニャカウダ(850円)、エビのアヒージョ(750円)などのワインやカクテルに合ったアラカルトメニューとなる。その日の食材によってメニューに掲載されていない料理もオーダー可。
席数は23席。少人数での貸し切りも可能。営業時間は、ランチタイム11時~16時。ディナータイム17時30分~22時。月曜定休。