「弘前さくらまつり」期間中に郷土料理と花見を楽しむサービス「手ぶらで観桜会」が4月1日、外国人観光客向けの予約受け付けを開始した。
郷土料理や津軽の日本酒、シードルなどを用意し、囃子(はやし)の演奏サービズもある
花見の場所取りから郷土料理や飲み物の準備、後片付けなどをすべて代行する同サービス。今年で5年目を迎え、外国人観光客への提供を今年から始めた。「弘前ねぷた祭りの囃子(はやし)の生演奏を聞きながらの食事ができる他、忍者を登場させるなど、外国人に喜んでいただけそうなサービスもある」と話すのは、同サービスを企画するコンシス(弘前市百石町)の成田瑞穂さん。英語版のウェブサイトを同日オープンさせた。
昨年はタイのテレビ局に取り上げられ、話題となった。「弘前公園での花見から、弘前、日本の魅力を発信できれば」と成田さんは話す。「まだ1年目なので、来年、再来年に向けて個人・団体観光客問わず、サービスの周知に努めたい。弘前市全体で外国人観光客のサービスが増え、滞在しやすい街になってほしい」とも。
締め切りは4月15日。