ライブ&トークイベント「ドラえもんのうたを聞いて歌って伝えよう」が11月29日、弘前市立観光館(弘前市下白銀町)多目的ホールで開催される。
アニメソングや童謡、カバーソングなどの歌手として知られる山野さと子さんが代表曲「ドラえもんのうた」などを歌い、弘前出身の作曲家・菊池俊輔さんの功績を伝える同イベント。主催は弘前の歴史や出身者の功績などを後世に語り継ぐことを目的に結成した市民団体「弘前レジェンドを語り継ぐ会(以下、弘前レジェンド)」。
菊池さんは「ドラえもん」や「仮面ライダー」、「暴れ坊将軍」などのさまざまな作品の主題歌や伴奏音楽(劇伴)を手がけた作曲家。2021年4月に89歳で亡くなり、墓は誓願寺(新町)にある。
イベントでは山野さんが「ドラえもんのうた」だけでなく、菊池さんが作曲を手がけた主題歌を歌う。参加者と一緒に歌える合唱ワークショップも行う。会場では「ドラえもんのうた」の菊池さん直筆の楽譜(コピー)を展示する。
弘前レジェンドの会長・佐々木健さんは「菊池俊輔の名前は知らなくても、菊池さんが作った曲は聞いたことがあるメロディーばかり。偉大な作曲家が弘前出身ということを『ドラえもんのうた』を通じて子どもたちにも伝えていきたい」と話す。
13時30分開場、14時開演。入場料=500円。小・中学生と弘前市内の留学生、 障がい者、65歳以上の弘前市民、ひろさき多子家族応援パスポート持参の方は無料。席数が限りあるため、事前申し込み優先。