青森・弘前にある岩木山が10月25日、白、赤、緑の3色に彩られた。
岩木山は標高1624メートルで、富士山に似ていることから津軽富士とも呼ばれる独立峰。山の3色は、山頂に雪の白、中腹は紅葉の赤、麓が木々の緑。冠雪する秋になると見ることができる。
今年の岩木山の初冠雪は10月23日。平年より2日遅い。10月20日に初雪は確認され、8合目まで登る津軽岩木スカイラインは通行止めとなったが、青森地方気象台の目視による冠雪が確認できたのは10月23日となった。
10月25日の最低気温は、青森地方気象台の発表によると2.1度と11月中旬並みの強い冷え込みで、岩木山山頂は朝から雲がなく、終日にわたりその姿を見せていた。
SNSでは岩木山の写真の投稿が相次ぎ、冬が近づく様子を「三色岩木山」「グラデーションカラー」などと表現していた。