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青森で「おいしい給食」田んぼアート見頃 リンゴを持つ甘利田幸男

リンゴを持つ甘利田幸男の田んぼアート

リンゴを持つ甘利田幸男の田んぼアート

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 青森県田舎館(いなかだて)村で「おいしい給食」とコラボした田んぼアートが7月31日、見頃を迎えた。

会場に設置している縦型の「おいしい給食 炎の修学旅行」ポスター

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 田舎館村では毎年、2つの会場で水田をキャンバスに見立てた田んぼアートを制作する。今年は8色12種の稲を使って、第2会場で映画「おいしい給食 炎の修学旅行」(10月24日公開)を題材にした。「おいしい給食」は給食をテーマにしたテレビドラマで、映画では青森と岩手を舞台にしていることから田んぼアートの題材に選んだ。

 田んぼアートの下絵は映画のポスターをもとに描かれ、縦型の映画ポスターを田んぼアートの水田に合わせて横型に配置を換えた。村企画観光課の浅利高年さんによると、当初はポスターどおりにデザインしたが、青森の要素がなかったことから、ポスターとは2カ所異なるところがあるという。

 1つ目はポスターに描かれている3つの丼で、劇中に登場することから八戸の郷土料理「せんべい汁」に差し替えたという。2つ目は、主演の市原隼人さんが演じる甘利田幸男の手元で、映画ポスターでは盛岡のソウルフードと言われるコッペパンを持っていたが、リンゴに持ち替えている。浅利さんは「持ち替えた下絵を配給会社に提案したところ、快諾してもらった」と振り返る。

 同村は7月31日に第2会場の見頃を宣言した。浅利さんによると、甘利田幸男の頭部分で雑草が生えて目立ち始めていたことから、今週に入り、雑草を「散髪」したという。「映画のポスターと見比べて田んぼアートを楽しんでほしい」とも。

 開催時間は9時~17時(最終入館は16時30分)。9月28日休館。入場料は、大人(中学生以上)=300円、子ども(小学生)=100円、未就学児無料。10月13日まで。

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