
土産店「DENDO&CO.(でんどこ)」(弘前市坂本町)が6月10日、新商品「HIROSAKI DRAWING TOOL」の販売を始めた。
弘前を題材にした描画道具(くるくる定規)と扇ねぷたやねぶたの顔、リンゴなどのテンプレートを備えた定規。「食」と「自然」と「文化」をテーマにした3種類を用意する。店主の玉田裕美さんは「弘前の土産として、オリジナルの絵葉書や手紙を作ってほしい」と話す。
「真ちゅう表札の店『chicori(チコリ)』」隣に4月25日、姉妹店としてオープンした同店。リンゴをモチーフにしたグッズや伝統工芸品「下川原焼人形」の鳩笛、オリジナル商品を販売する。
玉田さんによると、同商品は「くるくる定規」を使って遊ぶ子どもを見て、リンゴや岩木山で作れないかと考えたのがきっかけだったという。こぎん刺しのモドコ模様のテンプレートもあり、「アクリルスタンドとして飾ることもできる」と玉田さん。
「商品との過ごし方や出会い方を大切にしたい」と同店を始めた玉田さん。今後もオリジナル商品や弘前にちなんだ商品を増やしていくという。玉田さんは「観光客が弘前を楽しめるようなグッズを土産店の枠にとらわれることなく作っていきたい」と話す。
価格は1,650円。