
「Next Commons Lab(ネクストコモンズラボ)弘前」が現在、弘前ねぷたの体験プログラム「Entre!(アントレ)」の参加者を募集している。
弘前ねぷたまつり期間に弘前に滞在し、ねぷたの運行団体に加わり、ねぷたを体験する同プログラム。弘前との関わる機会をつくる関係人口創出プログラムで、今年で4回目。過去3年間では50人以上が参加者した。
プログラムは2つあり、ねぷたの製作体験を主としたAコースは7月29日~8月4日の6泊7日。ねぷた解体作業を主としたBコースは8月3日~8月8日の5泊6日。滞在中は基本的に運行団体で祭りの準備や手伝いをするが、それ以外は自由時間となる。
参加対象者は、青森県外在住者で主に20~40代。今年は、大学生~40代の地元民向けのコースを新設。ネクストコモンズラボ弘前の石山紗希さんは「地元民でも弘前ねぷたまつりに参加できない人はいて、参加してみたいという声も少なくない。地元の行事に参加するきっかけになれば」と話す。
参加費(滞在宿泊費と保険料)はA・Bコース共に、社会人=2万5,000円、学生=1万5,000円。滞在先はゲストハウス「ORANDO(オランド)の二階」(弘前市百石町)。弘前への交通費と弘前での食費は実費負担となる。地元コースの参加費は3,000円。
石山さんは「参加する文化体験で弘前の人たちと交流し、観光だけでは味わえない弘前の魅力に触れる機会になれば」と話す。
申し込み締め切りは、A・Bコース=6月25日、地元コース=同22日。A・Bコースは今月11日、18日、24日にオンライン説明会を開き、地元コースはオランドで対面の説明会を行う。