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弘前にイタリアンバル「ボード」 固定メニュー設けず「お薦め」提供

ボード店内と店主の板垣晃佑さん

ボード店内と店主の板垣晃佑さん

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 イタリアンバル「wine&whiskey Bordo(ボード)」(弘前市大町2)が2月11日、オープンした。

十字路の角にあるボード

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 ドリンクとフードの固定メニューがなく、黒板に書いたお薦めのメニューを提供する同店。店の名前はイタリア語で角や端を意味し、同店が十字路の角にあることから由来する。店主の板垣晃佑さんは「名前の『板』や黒板からも引用している」とも。

 板垣さんは調理師専門学校を卒業後、上京してイタリアンレストランに就職。3年後に弘前へ帰郷し、弘前ではイタリアンレストランや病院食の調理などを経験した。自分の飲食店を持つことは子どものころからの夢といい、出店の準備は昨年10月から始めた。

 店舗は元小料理店で、店主1人で営業するため、広さが出店の決め手になったという。店舗面積は10坪。席数は、テーブル席6席、カウンター席6席。店内は以前の店舗の雰囲気を残し、間接照明で薄明るい空間を演出する。「レトロな雰囲気を残しつつ、落ち着きある店内にすることができた」と板垣さん。

 メニューは仕入れた食材で決め、前菜やパスタ、肉料理などを提供する。「飽き性なので同じメニューを提供したくはない」と板垣さん。ドリンクメニューがないのは、注文時に会話が生まれることから。酒好きと自称する板垣さんは酒をきっかけに生まれる客との会話を楽しみたいという。チャージ料は300円。

 板垣さんは「今後はランチ時の営業や貸し切りイベントなど、店を使って仕掛けていきたいことがたくさんある。お客さま同士が出会い、新しい縁が生まれるような店にしたい」と意欲を見せる。

 営業時間は17時~24時。月曜定休。予約はインスタグラムのDMで受け付ける。

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